歴史を知る
過去から現在、そして未来へ。
オリヒロは、1972年の創業から約50年の間、
包装機械業界・食品業界の技術革新をリードしてきましたが、最初はコンニャク原料を販売する小さな商事会社でした。
様々な試行錯誤を経て今日に至るヒストリーをご紹介します。
SCENE. 01始まりは、コンニャクから
群馬県富岡市に本社を構え、コンニャクの原料を販売する会社としてオリヒロはスタートしました。
周辺の富岡・下仁田地域は古くからコンニャクの産地。
コンニャク玉と呼ばれる生芋を農家から買い取り、乾燥・精粉した後、コンニャク原料粉として全国の製造業者に卸していました。
SCENE. 02お客様の声を受け、新事業へ
それまでコンニャク製造といえば、ほとんどが手作り。
手間暇かかる作業が多く、オリヒロにはあちこちの製造業者から「コンニャクづくりを機械化できないか」と相談が寄せられていました。
その声に応え、コンニャク製造機械の開発に着手。
試行錯誤を重ねて完成したコンニャク製造機械は、多くのお取引先から歓迎されました。
SCENE. 03食品包装の難関へチャレンジ
その後、食品包装の機械化へ需要が高まり、オリヒロでもコンニャク包装機械の開発に着手しました。
しかし、水ものと呼ばれるコンニャクは包装が難しく、試行錯誤の上、縦向きに充填するシステムを新たに開発することで、安定的な包装が可能になりました。
その技術はコンニャクに限らず、液体や半固体の食品の包装に応用されていきました。
SCENE. 04健康食品「ハイマンナン」発売開始
食品においては、ダイエットという言葉も浸透していなかった頃、コンニャクの原料である「ハイマンナン」は不足しがちな食物繊維を補給することができる食材として時代に先駆けて機能性食品として販売しました。
SCENE. 05食品生産部門、機械生産部門の
二大事業が確立
食品製造部門と機械生産部門が連携し、オリヒロはお客様に必要とされる企業に成長しました。
こうして事業の柱は、食品生産部門と機械生産部門に分かれていきました。
SCENE. 06日本初の
無菌充填包装システムを完成
食品業界で長年のテーマだった「無菌状態で食品を包装する」という課題に立ち向かい、オリヒロは日本で初めて無菌充填包装システムを完成。
食品の安全性はもちろん、常温での長期保存、輸送コストの削減を可能にしました。
また、アメリカのFDA(アメリカ食品医薬局)において無菌充填包装システムの認証審査に合格。
多くの国で支持をいただいています。