社員インタビュー

機械事業部で活躍する社員達に
会社の魅力や仕事内容、経験談などを語ってもらいました。



オリヒロエンジニアリング株式会社
技術営業部
さまざまな経験を積み、人として
技術者として視野が広がった

SECTION 01営業職の役割も持つ技術者として
お客様との関係を築いていく

食品包装機械の製造工場で、お客様からご依頼のあったパッケージングのサンプル作成や、お客様にお越しいただいて機械の動作を見ていただくデモンストレーションを行っています。主に手がけるのは、1~10キロの大きな袋を使う業務用包装の機械。例えば、ファミレスチェーンのセントラルキッチンで下処理した食材をパッケージするような機械です。お客様からご要望をお聞きして仕様を決め、直接機械に触れて調整や修理も行うなど変化のある仕事内容となっています。お客様との関係を築きながら話を進める営業職の役割も持つ技術者です。

SECTION 02幅広い業界業種のお客様に対応
異なる要望の一つひとつを知識として蓄える

お取引するお客様は、誰もが知っている大手菓子メーカーや食品会社、製薬会社、建材メーカーなど幅広い業界業種にわたります。お客様によって、パッケージングの内容は液体、粘体、固体と物性はさまざまで、包装形状も「袋を開けやすいように一端をギザギザにしてほしい」、「ケガ防止のために角に丸みをつけてほしい」など多様です。そうした要望の数だけ知識や技術が自分の中に蓄えられ、応用力、想像力、洞察力につながっています。以前は苦戦していた機械の調整も手際よくできるようになり、仕事がぐんと楽しくなってきました。

SECTION 03国内、海外の出張を通して
さまざまなお客様と出会い、人間として成長

仕事上、機械の修理や納品・立ち上げで出張があり、中国、台湾、インドネシア、アメリカなど海外の日系工場に出向くこともあります。さまざまな国の方と出会うことで柔軟な対応力が身に付くだけでなく、視野も広がって、人間として成長できる仕事です。地域ごとの文化や特性に触れることは興味深く、プライベートで旅行に行く機会も増えました。自分のスケジュールが管理できれば休みを取れるので1週間のイタリア旅行に出かけたこともあるんです。これからも幅広く経験を積み、知識を得て、お客様から信頼される技術者になりたいと思っています。

オリヒロエンジニアリング株式会社
設計課
ものづくりの面白さは
完成したときの達成感にある

SECTION 01毎回違った包装技術にチャレンジできる環境

包装機は、ロール状に巻かれたフィルムから袋を作り、中身を詰めて袋を閉じるような仕組みになっています。単純そうですが、詰めるものは水、カット野菜、ポテトチップ、餡など多種多様。お客様が製造する商品によって形状や性質は全く違うので、包装機械の設計も新しいアイデアが求められることの連続です。難しいのは袋の美観保持。商品化後の袋にしわが入ったり、背張りの位置がずれたりすると、商品の価値が下がってしまい、最悪の場合は衛生面の問題が起こることもあります。
新しいことを考え、従来と違う技術にチャレンジしていけば、新しいノウハウを蓄積することができます。仕事をする上で大事なのは、「失敗を恐れないで、とりあえずやってみよう」という気持ちです。

SECTION 02ものづくりは難しいほど面白く、達成感も大きい

子供の頃から設計図を見て部品を組み立てていく作業が好きでした。考えてみれば、今の仕事に対する気持ちも、プラモデルやミニ四駆に夢中になっていたあの頃とたいして変わらないのかもしれません。
オリヒロで設計するのは、食品業界でも先駆的な無菌充填包装システムや、複合的な技術が搭載された大型機です。完成までにかかる時間は、新規の機械で半年~1年、既存の機械を改修する特注品でも3ヶ月前後。テストを繰り返して引き渡しても、お客様の製造現場で詰めてみなければわからないこともあり、手掛けた機械は最後の最後まで気になります。それだけに、納品と据え付けを担当する営業を通して「うまくいった」と聞くのは嬉しいし、次の仕事への力にもなります。ものづくりは難しいほど面白いし、達成感も大きいですね。

SECTION 03世界をマーケットに仕事をしている

初めて新規組み上げの設計に携わったのは入社4カ月の頃です。先輩に教えてもらいながらの仕事でしたが、一つの機械を完成させた充実感はとても大きかったですね。当社は実務経験が浅い新入社員でも、上司が「できるだろう」と判断したら、どんどん仕事を任せてくれます。責任は大きいですが、任された仕事にはやりがいを感じるし、技術がどんどん身に付いていくから成長も早いです。 当社では海外から訪問されるお客様の姿をたびたび見かけます。今は主にアメリカからの方が多いようですが、私にとって「世界」は身近な存在、世界をマーケットに仕事をしているという意識は常に持っていますね。まだまだいろいろな可能性が広がっているかと思うと、ちょっとワクワクします。

オリヒロエンジニアリング株式会社
製造部
開発・設計から製造まで、
一貫生産体制の強み

SECTION 01性能チェックを怠らず、機械精度を高める

包装機が組み終わった後の調整から出荷トラックに積み込むまでの作業を担当しています。それぞれの部品が仕様通りの位置にしっかり取り付けられているか、実際に動かしてみて袋がきちんと作れるか、シールできれいに閉じられるかなど、一つずつ性能をチェックしていきます。商品の中身によって機械の速度、袋の形、膨らみ具合、シールのやり方は異なり、さまざまな調整法を身に付けなければなりません。
実は少し前まで設計部門にいたので、機械が動く仕組みはよくわかっています。だから不具合があった時にどこを直せばいいかの判断はすぐでき、異動後も新しい仕事に戸惑うことはありませんでした。設計が描いた絵を形にし、調整でより精度の高い機械にしていく。技術がつながっているのが当社の強みですね。

SECTION 02試行錯誤を重ねて解決策を導く

仕事ではこれまでいろいろな経験をしてきましたが、思い出に残る仕事は機械の不具合から始まる話ばかり。入社3年目、まだ設計部門にいた頃のこと。付属装置で袋の角を切り落とす機械があるのですが、何らかの原因で思い通りに切れなかったことがあるんです。袋と袋がぶつかった時に、とがった角で袋に穴が開いてしまうことを防ぐための機械で、不具合の原因がなかなか見つからず、気持ちは焦るばかり…。
先輩のアドバイスを聞きながら問題を洗い出し、図面を起こして、部品を自分で組み立て、動作を確認するまで2週間。サンプルも自分で作り、解決に至りました。試行錯誤を重ねる毎日でかなり苦労しましたが、大変だった分だけ、うまくいった時の喜び、達成感は格別でした。

SECTION 03オールマイティーに活躍できる技術者が理想

入社後の半年間、オリヒログループのオリヒロプランデュで研修を受け、ゼリー製造の包装機オペレーターを経験しました。機械の操作や製造工程に携わって学んだことはその後の仕事にも活かすことができ、有意義な現場研修だったと思います。グループ内で連携し力を発揮する姿勢はものづくりでも同様。オリヒロエンジニアリングでつくる包装機はグループ会社に多く導入され、現場の生の声が常に身近にあります。不具合や問題点などをいち早く設計や開発に反映し、より使い勝手の良い機械に改造できる利点は大きいですね。
そうしたことができるのも、設計・開発から製造まで一貫生産体制を取っているからこそ。設計図が書け、機械を動かせ、調整ができて、修理もできる。幅広い知識を習得し、そんなオールマイティーに活躍できる技術者になることが理想です。


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